月別アーカイブ: 2014年5月

海上風力発電プロジェクト

福島県の沿岸18キロメートルのところに、2基の超大型の風車による、風力発電プロジェクトが進んでいるようです。順調に進めば2014年末までに運転が開始します。風車の直径はなんと167メートルです。年間16メガワットの発電規模になり、年間発電量は4000万キロワットになり、家庭用電力で換算すると1万世帯以上に相当します。海上は陸上に比べて風力が強く、同じ大きさの風車を使っても20パーセント以上の発電効率アップを見込めます。今後は変電施設を海上に浮かべ、発電量以外にも動植物、漁業にどれほどの影響があるかを調べていくようです。

海上で発電をするのは、日本のような島国かつ資源輸入国にとっては非常に魅力的な試みだと思います。豊富な領海を最大限利用していけば、近い将来、電力輸出国に日本がなることができるかもしれません。もちろん自然環境を破壊しては元も子もないですが、環境への影響を最大限少なくしつつ、海上発電のシステムを構築していくなら、日本の未来も明るいのではないかと思います。

参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1404/30/news019.html

小水力発電所

山口県の萩市川上の小水力発電所「萩市相原発電所」が19日に稼動を開始しました。山口県営によるものでは初めて、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用した施設になります。1キロワット34円で中国電力に売電し、年間約1100万円の収入を見込んでいます。維持管理費を差し引いて考えると、17年間で総事業費を回収できる見込みです。完成式典では、知事だけでなく地元の小学生も参加し、運転開始のボタンが押されました。宇部市にも同様の発電施設が建設されるそうです。

今回、興味深いと思ったのは、小学生が完成式典に参加し、運転開始のボタンを押したことです。この記事にあるような小発電所が各地にたくさんあれば、小学生などの小さな子の目にも留まるようになるでしょう。そうなれば、電気の重要さ、必要性から派生し地球環境についても考える良い機会に恵まれるのではないかと思います。そうした地道な草の根運動のようなものが、将来、環境を保護し維持していくためには必要になるのではないかと思いました。

参考:http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20140519-OYTNT50616.html

 

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ソーラーシェアリング

「農業」と言うと、多くの方は収入の不安定さ、と言うイメージがあるかもしれませんが、太陽光発電によって、安定的な収入を得れるようになり、人気の職業になるかもしれません。農業に先進的な技術を導入し「儲かる農業」を目指す動きが見られるようです。そのひとつが「ソーラーシェアリング」です。

「ソーラーシェアリング」とは、農地の数メートル上空に、太陽光パネルを設置し、農業を行いながら太陽光発電による売電で収入を得る、というものです。農作物を主な収入源にし、副業のような形で太陽光発電を行う。それによって、安定的に収入を計算することができます。問題点は、日射量軽減による農作物への影響です。しかし「ソラシェア」と言う発電キットが発売され、日射量などの問題点を解決できるようです。

ソーラーパネルの角度を自由に調整できる仕組みになっており、それによって季節や時間帯に応じ、日射量を確保しつつ発電できるようです。

今回の記事にあるような「発電キット」がもっともっと身近になればよいと思います。

ホームセンターでもすぐ買えるように、人々の生活に身近なもの、かつ安価なものになっていくならば、例えば一軒家の庭先、駐車場、アパートの屋上などでも発電できるようになると思います。そのように、ある程度、採算を度外視してでも国が援助するなどし、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの浸透を図っていくべきだと思います。

参考:http://www.kankyo-business.jp/column/007716.php

ミサワホームの電力買取価格

ミサワホームは電力小売の全面自由化に備えて、住宅の電力コストを削減するための様々なサービスを打ち出しています。そのひとつが、今回の記事にある電力買取価格の単価を1円上げる、というものです。出力10キロワット以上の太陽光発電パネルを搭載した住宅を対象に、本来32円の買取価格を1円上乗せし33円で買い取る、と言うサービスです。これにより、1年間で約1万円、20年間で633万円の売電収入が、約20万円上乗せされる計算になります。

太陽光発電による、電力の買い取り価格を上乗せして住宅を販売すると言うことが、できることにまず驚きました。そうなると、他にも様々なサービスを展開する余地があるのではないかと思います。今回のように1円上乗せして買い取ることもできるでしょうし、逆に買い取り価格を少し下げ、その代わりに太陽光発電導入の初期費用を抑える、ということもできるのではないかと思います。なんにせよこうした様々なサービスがこれから増えていき、消費者にとってわかりやすく、かつ双方の益になるような仕組みが作られていけばよいと思います。

参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/23/news017.html

太陽光発電外装システム

大林組は、「太陽光外装発電システム」なるものを開発しました。あわせガラスによるシリコン結晶型の太陽光発電パネルを、窓の上部に「ひさし」状に取り付けるというものです。

太陽光パネルをひさし状にすることによって視界を妨げず、夏の暑い時期には日よけにもなります。その太陽光パネルによって発電された電力で、換気システムが発動し、夏の暑い時期には、屋内の暖められた空気を外に排出し、冷房効果を高めています。

また、ひさし状ですので、日射量を最大1割ほど削減することができ、それも冷房効果を高めるのに役立っています。

冬には換気口を全て閉じ、なかの空気が逃げないようにし、春と秋には外気を取り込み換気するシステムになっています。

ひさし状の太陽光パネル、というのが非常に面白いなと思いました。日射をさえぎるものに太陽光パネルを搭載し、発電もかねると言う発想は興味深いものです。

このアイデアを、例えば室内外のカーテンに取り入れてみたり、遮光ガラスのようにして用いてみる、と言うような様々な使用方法があるのではないかと思いました。
参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/09/news024.html

 

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海に浮かぶ原子力発電所

マサチューセッツ工科大学の研究者によるチームが、「浮かぶ原子力発電所」を設計したとのことです。この「浮かぶ原子力発電所」は、軽水炉型原子炉と海上石油プラットフォームと言う技術を併用したものです。

陸から焼く10キロメートルほど離れた沖合いに設置するため、東日本大震災のような津波が生じても、また地震が生じても大きな影響を受けない、とのことです。

また、万が一の事態でも海水をそのまま冷却水として用いることができ、最悪の事態は免れます。また、当然海上ですので、周りに人が住んでいないことも大きな利点の一つでしょう。

太陽光発電でも「フロート式太陽光パネル」のニュースを見聞きすることができましたが、今後、海上発電と言うものが盛んになっていくのでしょうか?

確かに、海上ですと土地の問題を考えずに様々な施設を設置できます。もちろん送電と言う問題があるので、陸地からそんなに遠く離れた場所ではできないでしょう。

また、安全面など様々克服していくべき問題がまだあります。しかし、日本のように周りを海に囲まれている島国にとっては、海上は大きな可能性を秘めた「敷地」になるかもしれません。

参考:http://www.zaikei.co.jp/article/20140422/189773.html

電力販売の市場自由化について

今まで、長年にわたって電力会社だけが独占的に電気を小売していました。従来は、電気の小売、発電ともにごく少数の電力会社だけが行うことができていましたが、2000年から行われている段階的な市場自由化によって、あとは家庭用の低圧電力だけとなります。

2016年から家庭用電圧の小売も自由になるようです。「小売全面自由化」になります。売電市場が完全に自由化することにより、多くの事業者が参加できるようになり、価格競争によって電気料金が下がることが期待されています。

もちろん、様々な問題点はまだあるのかもしれませんが、消費者にとってはよいニュースなのではないでしょうか?

電力市場が完全に開放され、健全な価格競争がなされていくのは非常によい傾向だと思います。

他の会社よりも多く顧客を獲得するため、また、より会社として利益を上げていくため、自由な発想に基づく発電技術の向上が見込めるからです。

今の携帯会社の「乗り換え割」のような価格競争が活性化していけば、わたしたち消費者にとっても選択の幅が広がっていくのではないかと思います。

参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/01/news014.html

 

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復興に向けた再生可能エネルギー倍増計画

東日本大震災の際大きな被害を受けた宮城県の太平洋沿岸地域で、豊富な日射量を閉経にメガソーラーシステムの建設が相次いでいます。

災害に強い街づくりを目標に、様々な復興プロジェクトが進行しているようです。例えば宮城県の岩沼市では、「千年希望の丘」と呼ばれるプロジェクトがあります。瓦礫を活用して丘を造成しました。

その丘は、沿岸部を津波から守る構造になっています。その丘の一角には、大規模なメガソーラーを建設する予定です。災害時にも、電力供給をストップさせないための様々な取り組みがいま、行われています。

以前、あるテレビ番組で「復興」と「復旧」の違いは?と言うテーマで討論が行われていました。

簡単に言うと「復旧」は「元の状態に戻すこと」で「復興」は「以前よりもさらに発展させること」でした。

今回、このニュースでは「復興」プロジェクトの一環として、太陽光発電を含む再生可能エネルギーに関する内容を扱っていました。

被災地の「復興」を、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーで行っていくこと。そうした取り組みを続けていくなら、悲しい震災ではあったものの、人類としてより多くのことを学べるのではないかと思います。

参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/07/news019.html

一万本以上のリチウムイオン蓄電池

最先端のエネルギー管理システムを持つ「柏の葉スマートシティ」では、太陽光発電によって得た電力を最大限有効活用するため、電力を、平日はオフィスに、休日は商業施設へという風に、融通しあっています。

それによって年間1000万円の削減を可能にするようです。しかし、この太陽光発電の融通において問題なのは、電力を蓄電しておくことです。

太陽光発電の弱点のひとつは、蓄電できないことです。今回、「柏の葉スマートシティー」で搭載されたのは、1万3824本もの「リチウムイオン蓄電池」です。この1万本ものリチウムイオン蓄電池が充電、放電を繰り返しながら、電力の融通を可能にしています。

太陽光発電システムにとって、「蓄電」と言う問題を解決していかなければ、再生可能エネルギーの主役にはなるのは難しいでしょう。

リチウムイオン蓄電池は家庭用にも売り出されていますが、コスト・維持費が高いことが弱点となっています。1万本以上のリチウムイオン蓄電池を維持していくのにどれほどかかるか、具体的な数字は分かりませんが、蓄電池の寿命を考えても、安くは無いでしょう。

蓄電池、と言う点でも更なる進歩が必要だと感じました。

参考:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1405/07/news020.html

 

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エネルギー基本計画の閣議決定

国のエネルギー政策に大きな影響を持つ「エネルギー基本計画」が閣議決定されました。基本的には、原子力発電所の再稼動、が正式に決定されることとなりました。この閣議決定によって、原発ゼロ政策は完全に白紙の状態に戻りました。この閣議決定の中に、再生可能エネルギーの扱いが盛り込まれました。火力、水力、原子力、再生可能エネルギーがどのような割合ですすめられていくのか、その明確な数値は決定していません。しかし、2030年までには再生可能エネルギーのシェア2割かそれ以上を「参考値」として掲げられました。「目標値」ではありませんが、こうした具体的な数字が盛り込まれたことは、これからさらに再生可能エネルギーのシェアは上がっていくかもしれません。

 2030年までの「目標値」ではなく「参考値」として掲げられた2割。そんなものでいいのだろうか?というのが私個人の率直な意見です。太陽や風、波、と言った自然のものは、この地球が存続する限り尽きることはありません。ある程度採算を度外視してでも、そうした、再生可能なものによる発電能力を上げていくことに力を入れなければ、これからの地球環境を守っていけないのではないかと思います。

参考:http://thepage.jp/detail/20140411-00000007-wordleaf